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40~50代ビジネスマン、4割以上が「実年齢より若く、年下に見える」
ここ数年「美魔女」など、年齢よりも若く見える女性たちが話題だが、同年代の男性も、自身の「見た目年齢」を若く評価するケースが多いことが、インテージの調査で分かった。調査は2015年2月25日~27日、20~59才のビジネスマン800人を対象に、ウェブアンケートで実施。
自分の見た目年齢をどう思っているか聞いたところ、「実年齢より若く、年下に見える」と回答した男性が約4割(39.9%)で、「実年齢より老けて年上に見える(16.6%)」を大幅に上回った。「実際の年齢相応に見える」は27.5%、「気にしたことがない」は12.1%、「分からない」は3.9%だった。「若く、年下に見える」と考える割合は、20代で32.5%、30代で39%、40代は43%、50代では45%と、年代が上がるにつれて増える。インテージによれば、男性用化粧品の「スキンケア」カテゴリーは、ここ3年市場規模が拡大しているといい、近年は「アンチエイジング」を売りにした商品も増えているという。
今回の調査でも、「スキンケア・ヘアケアに関心がある」男性は、57.3%(「ある」15.9%+「どちらかといえばある」41.4%)と過半数を占めた。年代別では、20代が64.5%と最も関心度が高いが、30代は59%、40代は56.5%、50代でも49%と半数が「スキンケア・ヘアケア」への関心があると答えた。男性が気になっている点のトップ5は、「白髪」(24.5%)、「乾燥・かさつき」(23.1%)、「テカリ・べたつき」(21.3%)、「薄毛」(19.5%)、「肌のハリ・たるみ」(19%)。「特にない」と回答した人も23.1%と約4人に1人だが、白髪や薄毛などと並んで「乾燥・かさつき・テカリ・べたつき」などの肌質に関しても、関心をもつ男性が目立っている。
ただ男性は、こうした悩みを認識していても「対処の必要がない」と判断するケースも多い。「テカリ・べたつき」のような肌の悩みについては、「対処方法が分からない」という理由から、ケアまで至っていないのが現状だ。この点は、スキンケアに熱心な女性との違いが大きい。インテージは、こうした「美容に関心はあるが、情報感度はあまり高くない」男性たちを取り込むために、肌や髪の悩みに対して「いかに自分向きであり、効果がありそうだと思わせるか」が鍵になると分析している。(編集担当:北条かや)
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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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