下関市とイオン、地域活性化で連携 第一弾は「しものせき晋作WAON」発行

2015年2月23日 12:03

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下関市とイオンが連携して発行する「しものせき晋作WAON」のカードデザイン(表)(イオンの発表資料より)

下関市とイオンが連携して発行する「しものせき晋作WAON」のカードデザイン(表)(イオンの発表資料より)[写真拡大]

  • 下関市とイオンが連携して発行する「しものせき晋作WAON」のカードデザイン(裏)(イオンの発表資料より)

 下関市とイオンは20日、「地域活性化包括的連携協定」を締結したと発表した。この協定により、下関市とイオンは、国内外のイオンの店舗網を活用した下関市産品の地産地消・販路拡大、市政・イベント情報の発信、市民の健康増進や食育、子どもや青少年の育成など、計11項目について両者で協力し、さまざまな取り組みを進める。

 取り組みの第一弾として、イオンは本年4月上旬に、「しものせき晋作WAON」を発行する。券面には、国宝「功山寺」にある高杉晋作の「回天義挙」銅像をデザインした。

 イオンは、全国のWAON加盟店で同カードを使って支払われた金額の一部を、下関市の「日本の未来を担う人材の育成」の取り組みに寄付する。WAONは全国約20万5,000箇所の加盟店で使用できる。販売場所は中国・四国の「イオン」「マックスバリュ」「ザ・ビッグ」「ウエルマート」計210店で販売を開始し、その後、順次全国のイオンで販売する。

 カード販売目標は初年度3万枚で、発行手数料は1枚300円(税込み)、チャージ可能金額は上限5万円(1回あたりのチャージ金額は2万9,000円)である。

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