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ニールセンとインテージ、合弁でクロスプラットフォーム広告の効果測定を開発
インテージと米国ニールセンの日本オフィスであるニールセン・カンパニー合同会社は21日、日本のクロスプラットフォーム領域における新たな広告効果測定ソリューション開発を目指し、両社合弁で「株式会社インテージ・ニールセン デジタルメトリクス」を設立すると発表した。
今回の合意により、両社はデータ資産やノウハウを持ち寄り、日本のクロスプラットフォーム領域における広告キャンペーン効果についての知見を提供することができるとしている。これにより、クライアントは広告活動を修正し、最適化することが可能だという。
広告や広告代理店業界では、クロスプラットフォームでの広告効果に対する知見への関心が高まっている。インテージではこうした市場環境変化に対応するため、i-SSPを構築して顧客企業が広告投資の決定ができるよう、信頼の高いメトリクス(測定基準)を提供してきた。
一方、ニールセンは消費者の購買行動と視聴行動「ウォッチ・アンド・バイ」を把握するために、包括的な消費者インサイトソリューションを提供している。ニールセンは、変化の途上にある日本の消費者のメディア視聴行動と購買行動をさらに明確にするため、世界レベルのソリューション開発ができるよう、先進技術やノウハウを導入するという。
新会社インテージ・ニールセン デジタルメトリクスは、第一弾サービスとして、すでにアメリカなど海外市場で定評のある世界水準の広告効果測定ソリューション「ニールセン オンラインキャンペーンレイティングス(OCR)」を活用する。そして、OCRの日本市場導入に合わせ、OCRとインテージが保有するi-SSPデータを統合することでオンライン広告のリサーチを基本的な切り口だけでなく商品ブランド所有状況や商品購買意向、ライフスタイル、地域属性などの豊富な切り口で分析する新サービスや、オンライン広告の購買行動に対するインパクトやブランドスイッチ動向を分析するサービスなどを提供していく。
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