【銘柄フラッシュ】フィンテックグローバルなど急伸し好決算の綜合臨床HDも高い

2014年12月5日 16:45

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 5日は、13時頃から国内でも1ドル120円台に入り7年ぶりの水準で円安進行となったが、前場高値に進んだトヨタ自動車<7203>(東1)が一進一退に転じて0.2%高など、円安を先取った形の銘柄は上値が重く、交代するように三菱重工業<7011>(東1)が2.2%高、日立製作所<6501>(東1)は0.3%高などと大引けにかけて上値を追った。

 マーベラス<7844>(東1)が連日活況で新作ゲームへの期待が衰えず10.9%高と3日連続高値に進み、一正蒲鉾<2904>(東1)は3日付けで東証2部から同1部に昇格した後静かだったが高ROE(自己資本利益率)銘柄などで構成するJPX日経400に採用の期待などが言われて再び急伸し12.7%高。三井海洋開発<6269>(東1)は沖縄の沖合いに国内最大の熱水鉱床と伝えられて急動意となり6.4%高となり、東京計器<7721>(東1)は航海計器を連想とされて8.4%高。アルチザネットワークス<6778>(東2)は昨日発表の第1四半期決算の営業、経常利益が前年同期の3倍になり15.3%高。

 トレイダーズホールディングス<8704>(JQS)は円相場の値動き拡大や活況がFX事業に追い風とされて38.0%ストップ高、ニッポン高度紙工業<3891>(JQS)は燃料電池関連株と位置づけられトヨタの燃料電池車が12月15日とされて連想強まり24.2%ストップ高、ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>(JQS)は10日に海外展開の説明会と伝えられ後場一段上げて18.1%ストップ高。フィンテック グローバル<8789>(東マ)はエネルギーアレンジメント事業や地域創生事業などに期待とされて27.7%高となり高値を連日更新。

 東証1部の値上がり率1位は綜合臨床ホールディングス<2399>(東1)の17.4%高となり昨日発表の第1四半期決算を好感してストップ高、2位は日本海洋掘削<1606>(東1)の16.3%高となり沖縄の沖合いに国内災害の熱水鉱床と伝えられて大きく出直り、3位は中外炉工業<1964>(東1)の15.3%高となりいちよし証券が目標株価を350円に引き上げたとされて高値更新となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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