【銘柄フラッシュ】日本エアテックなど急伸しトヨタなど75日移動平均で持ち直す

2014年10月10日 16:42

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  10日は、NYダウの急落334ドル安を受けて日経平均が13時30分過ぎに257円10銭安(1万5221円83銭)まで下げる場面があったが、後場はトヨタ自動車 <7203> やキヤノン <7751> が次第に下値を切り上げ、ソニー <6758> は75日移動平均に支えられるように下げ渋り、主力株に底堅さが舞い戻る様子になった。

  ファーストリテイリング <9983> が好決算を好感して一時高値を更新し、大引けは1.7%高。グリー <3632> は無料通話アプリ「LINE」との提携を好感して8.0%高。ロート製薬 <4527> はバークレイズ証券が目標株価を引き上げたと伝わり4.3%高の戻り高値。ラウンドワン <4680> は月次動向が台風などの影響を除くと順調とされて6.6%高。

  一方、作家・村上春樹氏のノーベル文学賞を期待して昨日まで3日連続ストップ高だった文教堂グループホールディングス <9978> (JQS)は17.7%ストップ安。医療防護服のアゼアス <3161> (東2)は「エボラ出血熱」を材料に連日ストップ高の20.1%高。東洋合成工業 <4970> (JQS)は3D細胞培養システムの欧州大手への採用を材料に17.3%ストップ高。

  東証1部の値上がり率1位は日本エアーテック <6291> の14.0%高となり「エボラ出血熱」を思惑材料にバイオハザード関連設備に期待拡大、2位は橋本総業 <7570> の8.4%高となり衛生設備を手がけると連想が波及し連日高値、3位はグリー <3632> の8.0%高だった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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