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九電川内原発再稼働は進める 小渕経済産業大臣
記事提供元:エコノミックニュース
小渕優子経済産業大臣は8日の参院予算委員会でみんなの党の水野賢一幹事長の質問に答え「九州電力川内原発の再稼働については、原子力規制委員会で再稼働に必要な安全性が確保されたと確認された。その原発に関しては再稼働を進めていきたいと考えている」と川内原発の再稼働を進める考えを明確にした。
そのうえで、小渕大臣は「原発は100%安全である、ゼロリスクであるとは思っていない」とし、「むしろ、(ゼロリスクとの考えは)安全神話につながるので避けていかねばならない。継続的に安全性向上に努めていくことが大事だ」とした。
一方、過酷事故時の避難計画について、水野幹事長から「原子力規制委員会の審査を受けているのか」と質された望月義夫原子力防災担当大臣は「規制委員会での審査は難しいと思っている」と答え、「規制委員会では審査していない。内閣府が避難計画の内容を確認している」レベルであることを示した。
望月大臣は、川内原発の過酷事故時の避難計画について「ワーキングチームでしっかり論議し確認している」としたが、水野幹事長は「議事録を見たが、わずか20分だ」と疑問を投げた。(編集担当:森高龍二)
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