来春の花粉飛散量は今春と比べ、東京で2倍以上、大阪で1.5倍=日本気象協会

2014年10月8日 20:17

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2015年の花粉の飛散予想図(例年比、日本気象協会の発表資料より)

2015年の花粉の飛散予想図(例年比、日本気象協会の発表資料より)[写真拡大]

  • 2015年の花粉の飛散予想図(前年比、日本気象協会の発表資料より)

 日本気象協会は8日、全国・都道府県別の2015年春のスギ花粉とヒノキ花粉(北海道はシラカバ花粉)の飛散予測(第1報)を発表した。

 来年の花粉飛散量は、今年夏に天候不順だった中国、四国、九州では例年(2005~2014年の平均値)よりも少なくなるものの、北海道から近畿までは例年並みと見込んでいる。今年春との比較では、中国、四国、九州では少なくなるが、北海道から近畿にかけては多くなり、特に関東甲信や東北では非常に多くなるところもあるという。また、東京では今年春と比べて2倍以上、大阪では1.5倍になるという。

 例年と比べると、北海道では110%、東北と東海で100%、関東甲信、北陸、近畿で90%、中国で70%、四国で60%、九州で50%と予測している。また、今年春と比べると、東北で320%、関東甲信で250%、北陸で200%、東海で140%、近畿で110%、北海道で100%、中国で80%、四国と九州で30%と予測している。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る

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