《注目銘柄を探る》文科省、セルロース化成品の効率製造法開発へ

2014年10月7日 12:44

印刷

記事提供元:フィスコ


*12:44JST 《注目銘柄を探る》文科省、セルロース化成品の効率製造法開発へ
文部科学省は次世代の高機能材料と期待される木質組織由来の繊維状物質「セルロースナノファイバー」(CNF)を応用した化成品の製造工程全体を効率化する技術開発に2015年度から取り組むと報じられている。
CNFの原料となる有用物質の生産や抽出、化成品原料の合成、化成品製造の各工程の効率を高める技術を生み出し、実用化につなげる。大学や公的研究機関などを通じ、5ヵ年で実証段階入りを目指す。

セルロースナノファイバーとは木質パルプなどを原料とし、リファイナーや高圧ホモジナイザなどによる機械処理、あるいはTEMPO酸化などの薬品処理によって得られ、平均幅が数~20nm(ナノメートル:(100万分の1ミリ、ナノは10億分の1))程度、平均長さが0.5~数μm(ミクロン:1000分の1ミリ)程度のサイズの繊維状物質とする。
・軽量・高強度:鋼鉄の1/5の軽さで5倍以上の強度(アラミド繊維)
・熱変形が小さい:ガラスの1/50。-200~+200℃で弾性率不変。但し200℃以上で熱劣化。

<3861>王子ホールディングス (世界で初めて、セルロースナノファイバーの透明連続シートの製造に成功)
<4963>星光PMC (京都大学などと共にセルロースナノファイバー開発)
<4188>三菱ケミカルホールディングス (京都大学などと共にセルロースナノファイバー開発)
<4631>DIC (京都大学などと共にセルロースナノファイバー開発)
<4461>第一工業製薬 (セルロースナノファイバーの応用技術や用途開発を加速)
<3407>旭化成 (セルロースナノファイバー不織布)
<7911>凸版印刷 (環境配慮型部材としての多様な展開、セルロース繊維)
<3863>日本製紙 (TEMPO酸化セルロースナノファイバーを用いた包装材料)
<4452>花王 (TEMPO酸化セルロースナノファイバーを用いた包装材料)
<3877>中越パルプ工業 (針葉樹や広葉樹にとどまらず、国産竹も原料として選択可能)《TM》

関連記事