朝日ライフアセットSRIファンド「あすのはね」、オークマが組み入れ上位(1)

2014年10月6日 12:34

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記事提供元:フィスコ


*12:34JST 朝日ライフアセットSRIファンド「あすのはね」、オークマが組み入れ上位(1)
日本でも社会的責任投資(SRI)が注目されて久しいが、社会的責任にばかり眼が向いている感も否めない。そのような中で、朝日ライフ アセットマネジメントの『SRI社会貢献ファンド(愛称「あすのはね」)』、チーフファンドマネージャー速水禎氏は同投資の先駆けとして、R&I(格付け投資情報センター)が毎年発表するファンド大賞で、SRI・環境関連ファンドにおいて最優秀ファンド賞2014年まで5年連続を受賞している。8月末現在での過去1年のパフォーマンスも+22.7%と好調で、同期間のTOPIX+15.5%を上回って推移している。


好パフォーマンスの理由は事業の魅力度を徹底的に分析すること、その事業の中での競争優位性がどこにあるのかを見出す力量と言えそうだ。「あすのはね」で特徴的なのは、「事業の魅力度」と「競争優位性」という2つの基軸からアプローチし、そこに企業の社会的責任の要素も統合せさせることで、投資先の企業価値とそのサスティナビリティを見極めていくところだ。

さらにそれらの内容を元に独自のマトリックスによって、各企業に明確に投資格付け行っていくところも実にユニークだ。「あすのはね」ではA、B、C、の3段階の格付けを行ったうち、A格付け企業を中心にポートフォリオに組み入れを行っている。まさにこの仕組みこそが、同ファンドの好パフォーマンスの源泉と言ってもいいだろう。


例えば、2014年8月末現在の「あすのはね」組み入れ比率3.4%のオークマ<6103>。オークマは明治31年(1898)年に創業した一世紀以上の歴史のある老舗の工作機械メーカーであり、世界の工作機械業界でも、大手の一角を占めている。高度で多様な技術が求められる工作機械業界の中でも、とりわけ技術志向が強いと言われている会社だ。多数の工具の自動交換機能をもち、一台の機械で複数種類の切削加工を可能とするマシニングセンターなど世界トップ級と言える。

「あすのはね」では、オークマが展開する工作機械業界の魅力度と同社の競争優位性は以下のように分析されている。
■オークマの事業の魅力度:中

工作機械市場は景気変動に先行し循環的な動きをする。中国は生産地・消費地として最大市場だが、単機能かつローエンド機が中心。高機能マシンでは日本やドイツメーカーが優位。精度に加えメンテナンス・サービスが重要。生産現場の人手不足の課題解決が成功の鍵。

■オークマの競争優位性:優

制御装置やモーターなど主要部品を社内生産し、機械技術と電子・電機技術を高度に調和させた「機電一体」の取り組みが競争優位の源泉。工作機械の知能化による最適な切削加工により、工数減、生産性向上、省力化を実現する。

事業の魅力度は「中」、競争優位性を「優」とした結果、オークマの格付けはA格付けと決定されている。《FA》

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