【木村隆のマーケット&銘柄観察】オムロンは好業績が続き証券会社のレーティング最上位継続が相次ぐ

2014年9月4日 10:14

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  オムロン <6645> の好業績が高い評価を得ている。今2015年第1四半期の好調から証券会社のレーティング最上位の継続、目標価格引き上げの動きが相次いでおり、アナリスト筋の高評価の動きが市場人気の強さにつながっている。

  会社側では第1四半期の好調を踏まえ上期計画について、営業利益を310億円から390億円(前年期比27%増)に増額修正した。通期計画については状況を見極めたいとして、期初公表値を据え置いている。

  半導体・電子部品、自動車関連向けなどを中心に制御機器事業の収益が拡大する見通しだ。半導体・電子部品では、スマートフォンやタブレット関連の需要が順調に推移する見込み。世界的な自動車需要の拡大で、顧客となる自動車メーカーの設備投資が活発化、自動車関連も堅調な見通しだ。

  電子部品事業も収益拡大が続く。世界的な自動車の需要の伸びで、車載事業も堅調に推移する見通し。社会システム事業も、太陽光発電関連など環境関連の順調な推移などから、増収増益基調が継続すると予想される。ヘルスケア事業も需要が順調に推移し、通期ベースの増収、営業増益を見込む。健康機器の需要が海外を中心に拡大。新興国においてテレビCMや広告を積極的に展開しており、ブランド力向上による効果も期待できそうだ。

  2012年3月期から取り組んでいるオムロン新長期ビジョン「VG2020」のテーマは、「顧客を含むステークホルダー(関係者)への価値の創造」。その成長戦略の柱は、IA事業(制御機器事業と電子部品事業)の強化、新興国での売上高拡大、環境事業への注力、収益構造改革、グローバルの人財強化など。

  なお、今期は各部門にわたる好調で、今3月期の営業利益は820億円(前期680億円)に達する見通しが強くなってきた。(木村隆:日本証券新聞取締役編集局長を経て株式評論家)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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