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【木村隆のマーケット&銘柄観察】ケーヒンは四輪車用、二輪車用ともに環境先進技術製品が伸びる
ケーヒン <7251> の出遅れが注目されそう。20153月期の第1四半期決算発表時に、中間決算の営業利益を90億円から100億円(前年同期比18%増)に上方修正した。棚卸資産に係る連結調整の影響等により、利益は計画を上回った。
そのため、第2四半期累計期間までの連結業績についても、利益については計画を上回る見込みになった。なお、棚卸資産に係る連結調整の影響は、第3四半期以降に変動することが見込まれるため、通期の連結業績予想につきましては、前回予想を据え置いている。
環境先進技術製品が伸びている。四輪車用製品では、ハイブリッド車用制御製品や直噴インジェクターなどである。ハイブリッド車用制御製品では、販売が好調な「フィット ハイブリッド」などに採用されており、主な納入先であるホンダ <7261> のハイブリッド車種の拡充に伴い、ハイブリッド車用制御製品が拡大する見通し。
ホンダのエンジンにおける直噴化の動きも、同社業績にとっては中期的に追い風になる。ホンダは2013年11月に、クラストップレベルの出力性能と環境性能を両立した直噴ガソリンターボエンジンを新開発したと発表。今後、グローバルで発売されるモデルの特性や地域ニーズに合わせて、順次適用していくとしている。
二輪車用製品の環境先進技術製品としては、FI製品がある。FI製品は、燃料噴射を電子制御で行うものであり、フューエルインジェクターやスロットルボディ、フューエルポンプ、電子制御ユニットなどで構成される。新興国で二輪車は排出ガス規制の強化などを背景に、排出ガスが削減でき、かつ低燃費な二輪車のFI化が徐々に進展している。
据え置かれた今2015年3月期についても、増額修正との見方が有力になっている。(木村隆:日本証券新聞取締役編集局長を経て株式評論家)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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