KDDI、マンション向け電力小売り事業に参入 電気料金が割安に

2014年8月27日 18:04

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KDDIが9月1日に提供開始するマンション向け電力小売りサービス「auエナジーサプライ」の提供イメージ

KDDIが9月1日に提供開始するマンション向け電力小売りサービス「auエナジーサプライ」の提供イメージ[写真拡大]

 KDDIは27日、9月1日からマンション向け電力小売り事業に参入すると発表した。電気料金を従来よりも割安に利用できる一括受電サービス「auエナジーサプライ」を首都圏エリアから提供開始し、順次提供エリアを拡大していくという。

 同社によると、「auエナジーサプライ」では、KDDIが地域電力会社などから高圧電力を一括契約で調達し、低圧電力に変換することで、従来の電気料金と比べて、割安な価格で電力を提供するサービス。

 家庭(専有部)で約5%を割り引くプランと、共用部で最大50%を割り引くプランの2プランを提供する。また、マンション全戸にスマートメーターを設置して電気使用量をリアルタイムに見える化し、電気の使い過ぎ防止に貢献するという。

 同社は、これまでマンション向けに電話やインターネットなどの通信サービスを提供してきたが、今後は今回の一括受電サービスに加えて、Wi-Fiの充実、スマートフォンやクラウドと連携した便利なサービスの提供などを組み合わせたトータルソリューションを提供していくという。

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