【今日の言葉】消費税10%に反対が60%

2014年8月25日 15:28

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  『消費税10%に反対が60%』=2015年10月に予定されている消費税10%の引上げについて賛成と答えた人は30%、反対は60%という、世論調査の結果を日本経済新聞が伝えている。

  しかし、7~9月期のGDPが回復見通しから、政府は年内にも来年秋の消費税10%実施を表明するという見方が流れている。本当にそうだろうかと思う。企業サイドでは消費税10%に賛成は多いとみられるが、個人では世論調査の反対60%が示す通り、「おいおい、また消費税10%なのか。勘弁してよ」という気持ちだと思われる。

  電力料金等の生活必需品の価格が大きく上昇し株価や地価等の資産効果も今ひとつで消費にカネを使う気持ちにはなれない。とくに、今年の夏、日本列島を襲った、集中豪雨被害が消費にマイナスに作用しているはずだ。

  それでも、政府が消費税10%を実行するのなら、そうとうの景気対策が必要といえる。まず、日経平均が2012年暮れから2013年5月まで5割上昇したような株高による資産効果を演出することが必要といえる。

  もちろん、カジノなどの規制緩和に加え、豪雨被害の復旧と災害に強い国土つくりに力を入れる政策が求められる。それでも、効果がなければ追加金融緩和も必要だろう。世界公約の消費税10%実行のためには、反対60%が少なくとも50%を切るくらいまで下がることが大切だ。まもなく、決まる内閣改造で大胆な経済対策が注目される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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