【株式評論家の視点】東京ガスは小幅だが5日続伸、年初来高値更新も

2014年8月22日 12:53

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

  東京ガス <9531> は、3円高の604円と小幅ながら5日続伸、年初来高値614円に近づいている。

  足元の業績は、今3月期第1四半期売上高が5340億3900万円(前年同期比12.8%増)、営業利益が600億1100万円(同50.3%増)、経常利益が596億1800万円(同50.5%増)、純利益が447億5500万円(同71.8%増)に着地で4~6月期として過去最高と好調。都市ガス利益と海外ガス利益の増加が寄与。これに伴い、中間期・通期利益予想を増額済みで、通期経常利益は当初予想の1230億円から1260億円(同21.1%減)、純利益は同940億円から970億円(同10.6%減)に増額している。

  株価は、昨年5月高値641円から2月6日に年初来の安値470円まで調整。4月11日高値487円と売り直されて7月25日高値614.3円と上昇。8日安値570円まで下げて切り返す動きで、24カ月移動平均線がサポートする形で保ち合いを形成している。

  同社は7月24日に米国産シェールガスを原料とする液化天然ガス(LNG)の調達量を拡大すると発表。三井物産などが権益を保有するプロジェクトから年約52万トンを購入し、2020年から輸入を始める。中東産などより2~3割安く輸入できる見通しでLNG原料調達コストの低減につなげるもよう。欧米の石油大手企業が中東など情勢に不安を抱える国での開発にブレーキをかけ始めており、安定したLNG調達は注目される。

  逆日歩が付く信用取組倍率0.25倍の売り長の好需給が下支え、中長期では押し目買い優位に07年2月高値701円奪回が期待されよう。(株式評論家・信濃川)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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