【編集長の視点】アクセルは6連騰、業績上方修正で連続減益率が縮小し材料株人気を増幅

2014年8月18日 12:16

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  アクセル <6730> は、201円高の1791円まで上げて6営業日続伸し、1月29日につけた年初来高値1870円を視界に捉えている。東証第1部値上がり率ランキングのトップ5位にランクインする高人気である。前週末15日大引け後に今3月期第2四半期(2Q)累計業績と3月通期業績の上方修正を発表、連続減益率を縮小させたことを評価して買い増勢となっている。3月通期利益は、なお市場コンセンサスを下回っているが、前週末15日には、京浜急行電鉄 <9006> を中心にカジノ関連株が人気付き、京浜急行は、きょう18日も6営業日続伸していることから、同社株にもこのカジノ関連株の一角として材料株思惑が続いている。

■LEDドライバLSIが計画を上回り研究開発費も見直し

  業績上方修正のうち3月通期業績は、期初予想より売り上げを2億円、経常利益を3億円、純利益を2億円それぞれ引き上げ、経常利益は13億5000万円(前期比30.4%減)、純利益は9億5000万円(同4.8%減)と減益率を縮める。パチンコ・パチスロ機市場向けのグラフィックスLSIは、期初の販売計画通りに126万個を維持するが、メモリーモジュール製品とLEDドライバLSIが期初計画を上回り、研究開発費の見直しにより、販管費を削減したことが上方修正要因となった。ただ利益は、市場コンセンサスに1億5000万円~5000万円の未達となっている。

  同社は、今年7月25日に今期第1四半期決算を発表、大幅に増益転換して利益は、期初予想の2Q累計業績を1億900万円~1億3400万円上回って着地するとともに、市場コンセンサスも3億円強オーバーしていた。

■1Q好決算で急伸して開けた窓を埋めて一段の戻りにトライ

  株価は、前期業績の上方修正をテコにつけた年初来高値1870円から調整一方となり、今期業績の連続減益予想が市場コンセンサスを下回るとして同安値1365円まで突っ込み、今期1Q好決算を評価して窓を開けて1682円と急伸、この窓埋めを続けてきた。投資採算的にはPERが23倍台と割高となるだけに強弱感が対立、売り方と買い方の攻防のなか一段の戻りを試そう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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