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【編集長の視点】ムゲンエステートは初決算の2Q好業績見直しに中古住宅優遇政策がオンして続伸
<銘柄ウオッチ>
ムゲンエステート <3299> (東マ)は、16円高の1176円と続伸して始まっている。今年8月7日に発表した新規株式公開(IPO)以来の初決算となる今12月期第2四半期(2Q)累計業績の大幅増益を見直し割安修正買いが増勢となっている。さらに8月12日には大手経済紙により政府が、中古住宅を買いやすくするために低利の住宅優遇融資制度の拡充や不動産事業者への税負担軽減措置を検討、来年度予算に盛り込むと観測報道されたことも、関連株買いにつながっている。
■投資用不動産の収益物件が59.5%増と伸び業績を牽引
2Q累計業績は、売り上げ141億800万円(前年同期比40.6%増)、経常利益12億7700万円(同44.2%増)、純利益7億2300万円(同35.6%増)と大きく伸び、12月通期業績に対する利益進捗率も、各56%と目安の50%を上回った。中古マンションの再生ビジネスのパイオニアとして首都圏の1都3県エリアを地盤に、区分所有マンションの再販事業を一貫して展開し、2Q累計では投資用物件の収益物件が、前年同期の50件から62件へ24%増加し売り上げが83億4100万円の同59.5%増と好調に伸びて牽引し、居住用不動産の実需物件も、同186件から216件、売り上げも25.1%増の53億2800万円と順調に推移、消費税増税による駆け込み需要の反動減も想定の範囲内にとどまり、工事コスト増などの影響も軽微だったことなどが要因となった。
今12月期業績は、2Q末の販売用不動産の在庫が、収益物件で前年同期の73億2200万円から105億7100万円へ、実需物件で32億3900万円から41億2800万円へと各積み上がっていることから今年6月18日のIPO時予想に変更はなく、売り上げ250億3100万円(前期比20.2%増)、経常利益22億7100万円(同15.1%増)、純利益12億7000万円(同12.6%増)と予想、配当も、年間12円を予想している。
一方、政府による中古住宅購入の優遇制度は、取得住宅の内装などの改修費に低利融資制度を創設するほか、中古住宅の再販事業者の不動産取得税の減免や登録免許税の税率を引き下げるなどの特例措置を盛り込んでこのところ大きく増加している空家対策にもつなげるもので、来年度予算で実施と観測されただけに、同社事業の追い風となってくる。
■公開価格水準のもみ合いからPER8倍台の割安修正に再発進
株価は、公開価格1200円でIPOされ1320円で初値をつけ、上場来高値1759円まで買い進まれたが、IPO人気の一巡と全般相場の調整期入りとともに同安値1005円まで売られた。同安値からは政府の中古住宅優遇制度の検討報道で2Q累計好決算も見直し、調整幅の3分の1戻し寸前の1215円まで底上げし、公開価格水準でのもみ合いを続けている。PERは8倍台と割安であり、半値戻し、全値戻しとリバウンド幅を拡大しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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