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【木村隆のマーケット&銘柄観察】昭和電工は好決算への評価が高まるのはここから
昭和電工 <4004> は好決算を先取りして8月1日に155円の戻り高値を示現した。しかし、通期の増益幅が市場の見通しに届かないとして人気は一巡の気配を強めているが、その内容は決して事前の期待を裏切るものではない。売り一巡後は再上昇の気配が濃厚で、ここは買いチャンス到来だ。
今2014年12月期の6月中間決算は,売上高は、主に石油化学セグメントにおいて原料ナフサ価格が上昇し、その影響により製品販売価格が上昇したため増収となった。営業利益は、エレクトロニクスセグメントではHD事業が改善し、石油化学セグメントではオレフィン事業で石化需給が堅調に推移したことなどが要因。
そして中間期の実績を踏まえ、通期業績についても増額修正したが、それが市場の人気を削いだ。売上げは8900億円から8950億円(前期8480億円)に増額修正したが、営業利益については、320億円(同259億円)の見通しを据え置いた。
第2四半期累計期間は前回予想を上回ったが、期後半は、主にアルミニウムセグメントがアルミニウム地金高騰の影響を受け前回予想に届かない見込みであり、総じて前回予想を据えおいたとしている。
HDの市場は、パソコン向けは漸減傾向を辿る見込みだが、同社は最先端の高容量品での技術的な強みを活かしてシェアを高めるとともに、拡大する大容量が必要となるニアライン・サーバー向け市場でも販売を伸ばし、合理化効果とあわせてこの事業の収益を維持・拡大できると考える。
人造黒鉛電極については、需給がタイト化しつつある米国では2015年に値上げによる採算改善が見込まれ、能力増強の効果と合わせて業績の改善が進もう。今12月期業績は増額含みである。(木村隆:日本証券新聞取締役編集局長を経て株式評論家)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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