【木村隆のマーケット&銘柄観察】CYBERDYNEは「ロボットスーツHAL」の急成長を見込む

2014年8月13日 09:47

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  CYBERDYNE <7779> (東マ)は3月26日に東証マザーズ市場に上場したばかりだが、既に中核銘柄の一角を占めるほどの人気ぶりをしめしている。

  ここ調整に入っているが、これは東証の信用取引規制と原因がはっきりしている。これは8月5日売買分から、信用取引規制の臨時措置が実施されたもの。東証は委託保証金率を現行の30%以上から50%以上以上(うち現金を20%に)に引き上げるもの。人気過熱化を抑えるための措置で、それだけ人気になっていることの証拠である。

  「ロボットスーツHAL」は世界で初めて人間の生体電位を活用した人間装着型ロボットである。現状はHAL下肢タイプで国内福祉分野およびドイツでの医療分野を対象に事業展開している。同社の技術は医療・介護福祉分野、労働・重作業分野、エンターテインメント分野とさまざまな領域に活用できると見られている。

  日本国内の薬事法や米国のFDA(米国食品医薬品局)への医療機器承認のための申請も準備中。介護福祉および生活支援の分野では、従来の下肢タイプだけでなく小型軽量の膝・肘関節の集中トレーニング用「単関節タイプ」、介護施設や作業現場での作業者の腰部負担を軽減する「腰補助タイプ」、現行の清掃用・搬送用ロボットの改良モデルなどの新製品を投入するとしている。これらにより売り上げが大幅に拡大し、赤字が縮小すると想定している。

  加えて今後、肘や膝など特定の部位だけに装着できるロボットスーツや、子供が装着できるタイプの開発を進めるという。いずれは衣服と一体化できるような技術に育てたいとしている。(木村隆:日本証券新聞取締役編集局長を経て株式評論家)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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