雲上限の攻防とミクシィの一段高を見極め【クロージング】

2014年8月11日 16:03

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記事提供元:フィスコ


*16:04JST 雲上限の攻防とミクシィの一段高を見極め【クロージング】

11日の日経平均は大幅反発となり、352.15円高の15130.52円(出来高概算18億7000万株)で取引を終えた。8日の米国市場では米軍がイラク北部で空爆を開始したことが重しとなる一方で、ロシアがウクライナ国境付近での軍事演習を終了したことが好感されて上昇。シカゴ日経225先物清算値は15000円を回復するなか、これにサヤ寄せする格好からのギャップ・アップで始まった。

買い一巡後は15000円を挟んでのこう着が続いていたが、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)改革への思惑も根強いなかで押し目買い意欲は強く、買い戻しとみられる商いも日経平均を押し上げる要因に。また、東証1部の売買代金が5営業日ぶりに1.9兆円を下回るなど、お盆休みとなる参加者も多い。そのため、指値が薄いなかでインデックス買いによるインパクトが大きかった面もありそうだ。

日経平均は、先週末に一目均衡表の雲下限レベルまで急落し、本日は一気に雲上限を捉えてきている。明日以降はこの雲上限を一気に突破してくるかを見極めたいところであろう。また、ミクシィ<2121>がストップ高比例配分で寄り付いている。明日以降、一段と強い値動きをみせてくるようであれば、他の中小型株への波及効果も意識されてきそうである。

もっとも、資金の逃げ足は速いと考えられる。いったん動きが鈍るようだと再び需給悪化が警戒されてくる可能性があるため、売り仕掛け的な動きにも注意しておく必要がありそうだ。《KO》

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