【株式評論家の視点】ジャパンディスプレイは二番底形成の動き、今期44%増益

2014年8月7日 09:14

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

  中小型ディスプレイデバイス及び関連製品の開発、設計、製造及び販売を行っている、ジャパンディスプレイ <6740> は559円と3営業日続落しているが、二番底をうかがう動きで下押し買いのタイミングを計るところになっている。

  同社は、スマートフォン市場は同社想定通りの高精細化が進展。High-MidセットもLTPSがコスト競争力を発揮するFHDクラスの市場へ。業界最大のLTPSキャパシティを背景に、「独自の強み」を持つコストソリューションで早期巻き返しを図っている。今3月期業績予想は、売上高7500億円(前期比22.0%増)、営業利益400億円(同44.8%増)、経常利益315億円(同65.2%増)、純利益268億円(同21.0%減)を見込んでいる。前期に計上した繰延欠損金等に係る繰延税金資産の計上がなくなり純益減となるが、3期連続で経常利益は最高益を更新する見通し。今期の年間配当は未定としている。

  今3月期第1四半期は、欧米・国内の出荷減少により、売上高は1200億円程度に留まる見込み。4月をボトムに5月から改善。販売価格の下落と一時的な製品ミックスの悪化により、100億円超の営業赤字を予想している。

  株価は、4月21日につけた上場来の高値836円から5月19日に上場来の安値499円まで4割調整を挟んで6月20日高値667円と上昇。その後、国内証券会社による第1四半期業績が会社計画を下回るとの見通しから、軟調展開となっているが、7日に予定される第1四半期決算の発表で、二番底を形成し悪抜けする可能性が高い。今期予想PER12倍台・PBR0.83倍と割安感があり、ここから下押す場面は注目されるだろう。(株式評論家・信濃川)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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