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【木村隆のマーケット&銘柄観察】不二越は目標価格引き上げの動きが相次ぐ、好業績見直しへ
不二越 <6474> はここへきて証券会社のレーティング最上位継続、目標価格の引き上げが相次いでおり、ここ株価の動きがおとなしかったことと相まって、好業績評価が高まる方向が予想される。
今2014年11月期の5月中間決算は営業利益が100億7600万円(前年同期52億5700万円)と、従来予想の80億円を上回る上振れ決算となった。世界的な自動車生産の拡大に伴い、自動車向けの工具やベアリングなどの部品の販売が好調に推移。建設機械用の油圧機器、ロボットなどの販売も伸長したことが要因。
中間決算の増額を踏まえ、通期の営業利益に付いても営業利益を従来の170億円から196億円(前期123億3800万円)へ引き上げた。北米や新興国市場を中心に、自動車や建設機械、航空機分野の需要拡大が見込まれる状況にある。
それにも関わらず会社側は通期計画の修正においては、上期の上振れ分に若干上乗せした程度の修正にとどめており、修正後の下期営業利益は95億円は、期初の下期計画の営業利益90億円)をやや上回る水準に過ぎない。アナリスト筋では今期増額を読む声が強くなっている。
なお、今11月期から3カ年の中期経営計画をスタートした。最終年度の2016年11月期に営業利益250億円を目指す。米国での工具生産の再開やメキシコにおけるベアリング工場の新設、中国のロボットの生産ラインの増設など世界各地で生産増強のための投資を拡大する方針を次々と打ち出している。これらの成長に向けた投資拡大の効果が見込まれる点も踏まえると、中計の目標は達成が視野に入る状況になってきている。(木村隆:日本証券新聞取締役編集局長を経て株式評論家)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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