【高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ】日本株サマーラリーへ、グローバルマネーのドルシフトで円安

2014年7月28日 13:33

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  ユーロドルが今年2月3日の安値1.3477ドルを割り込み、対ユーロ中心にドル買いの動きが強まり始めてきた。週末、米10年国債の金利が2.467%と低下した中で、ドル円が101円82銭前後とドルがやや強く終わったところを見ても、グローバルマネーのドルシフトが起こりつつありそうだ。

  つまり、今週の重要イベント(FOMC、米4~6月GDP速報、7月の雇用統計など)でこの流れに水を差すことがなければ、ドル円は先週つけた101円08銭をボトムに102円台、さらには、103円台をうかがう展開が8月に期待できよう。当然、日本株のサマーラリーがくり広げられることになろう。

  当欄では以前から紹介しているように、(1)サイバーダインを軸に安川電機などのロボット関連株、(2)国土強靭化、電線地中化関連の長大やいであなど、(3)来年から発売される燃料電池自動車に着目し、トヨタ、岩谷産業などをひき続きマークしたい。(経済・証券ジャーナリスト高見沢健)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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