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円安でも輸出は伸びていない、何故だ?
記事提供元:フィスコ
*09:29JST 円安でも輸出は伸びていない、何故だ?
昨日発表の6月貿易統計は、輸出が前年同月比2.0%減となり、ある意味、衝撃的となった。日銀が出した4月展望リポートで、「駆け込み需要への対応で国内出荷優先、米国寒波の影響などをマイナス要因に挙げ、その一巡と先進国経済の成長率が高まることで、緩やかながらも増加に転じていく」との見通しを示していたが、裏切られた格好。消費増税の影響を公共投資の前倒しと輸出回復で乗り切る政府のシナリオも不十分さを露呈している。
円安基調が定着しているにも拘らず、何故、輸出が伸びて来ないのか?原因探しが活発化している。財務省は、新興国・資源国の需要が弱含んでいること、生産の海外移転が引き続き進展していること、円安下でも現地価格引き下げの動きが広がっていないこと、などを要因に挙げた。日経は「部品の海外生産進展」を挙げ、ロイターは自動車生産のメキシコ移転(ホンダ、マツダなどの工場稼働)を挙げた。主力の米国向けが1.1兆円、前年同月比2.2%減、アジア向け3.2兆円、同3.8%減、ともに2カ月連続の減少。対米向け自動車輸出が7.5%減、対アジア向け自動車部品輸出が22.3%減などで足を引っ張った。《FA》
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