日産、クロスオーバーSUV「ジューク」をマイナーチェンジ、創立80周年特別車を追加

　日産自動車は14日、クロスオーバーSUV「ジューク」をマイナーチェンジし、同社の創立80周年記念の特別仕様車「80th Special Color Limited」を追加した上で、同日から発売すると発表した。

　外観が変更され、前部のVモーショングリルが立体感を増したものにし、ブーメラン型のシグネチャーLEDポジションランプを採用した。また、後部にブーメラン型のシグネチャーLEDコンビネーションランプ、ドアミラーにブーメラン型のサイドターンランプをそれぞれ採用。さらに、前後のバンパーのデザインを変更した。

　また、色を90通りの組み合わせから選べる「パーソナライゼーション」を設定。メーカーオプションで、ドアミラー、ドアハンドルセット、センターコンソール、各種トリム、シート地セットの色の変更ができる。

　このほか、アラウンドビューモニター（移動物検知機能付）をメーカーオプションで設定し、車体色を一部変更した。

　1.6Lターボ車では、直噴ガソリンターボエンジンでは世界初採用のロープレッシャークールドEGRを搭載するなどの改良を行い、JC08モード燃費が「16GT」で 14.2km/Lに、「16GT FOUR」（4WD車）で 13.4km/L にそれぞれ向上。また、最大トルクの発生回転域を引き下げたほか、7速マニュアルモード付無段変速機の「エクストロニックCVT-M7」が組み合わせられるようになった。

　特別仕様車「80th Special Color Limited」には、スポーツ車「GT-R」、「フェアレディZ」の歴代モデルで採用された車体色が選択可能で、専用装備が搭載される。（記事：松本 茂樹・記事一覧を見る）