前場に注目すべき3つのポイント~業績やテーマ銘柄での循環物色に

2014年7月14日 08:14

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記事提供元:フィスコ


*08:14JST 前場に注目すべき3つのポイント~業績やテーマ銘柄での循環物色に

14日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:現状維持でも日銀会合の結果見極めムード
■外資系証券の注文動向:差し引き170万株の売り越し
■前場の注目材料:ソフトバンク<9984>、米Tモバイル買収で独ドイツテレコムと大筋合意

■現状維持でも日銀会合の結果見極めムード

☆日経225想定レンジ:上限15250円-下限15050円

14日の東京市場は、こう着感の強い相場展開になりそうだ。11日の米国市場は反発となったが、本格化する決算発表を前に手控える向きも多く、小幅な値動きだった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比5円高の15175円。円相場は1ドル101円35銭辺りでの推移となるなか、手掛かり材料に欠ける。

米国では今晩のシティグループのほか、今週はゴールドマン・サックス、JPモルガン・チェース、インテル、ヤフー、モルガン・スタンレー、グーグルなど主要銘柄の発表が予定されているため、結果を見極めたいとする様子見ムードが高まりやすいだろう。

また、14、15日に日本銀行が政策委員会・金融政策決定会合を開く。日銀会合では現状維持がコンセンサス。年内の緩和を予想する向きも減少しているなか、サプライズはないだろうが、結果を見極めたいとするムードも高まりやすい。15、16日にはイエレン連邦準備制度理事会(FRB)議長が上院銀行委員会、下院金融委員会で半期に一度の議会証言を行うため、こちらも見極めるところ。

物色は決算内容を手掛かりにした個別対応と、回転の速い資金によるテーマ株などの循環といったところか。また、15日にはスマートフォンアプリなどを手掛けるイグニス<3689>がマザーズに新規上場する。先週はジャスダック市場に上場した焼き鳥チェーン、鳥貴族<3193>がストップ高をつけるなど好調なスタートを切っていた。今週はイグニスの動向と、上場をキッカケにアプリやゲーム関連への波及がみられるかが注目されるところか。

■外資系証券の注文動向:差し引き170万株の売り越し

朝の外資系証券5社経由の注文状況は、売り1060万株、買い890万株、差し引き170万株の売り越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。

7月7日(月):70万株の売り越し
7月8日(火):20万株の買い越し
7月9日(水):290万株の売り越し
7月10日(木):410万株の売り越し
7月11日(金):560万株の売り越し

■前場の注目材料

・ソフトバンク<9984>、米Tモバイル買収で独ドイツテレコムと大筋合意
・官房長官、NISAの非課税枠を来年度改正で2倍に
・業績やテーマ銘柄での循環物色が主体になりやすい

☆前場のイベントスケジュール

<海外>

09:00 シンガポール・4-6月期国内総生産速報値(前年比予想:+3.1%、1-3月期:+4.9%)《KO》

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