ココカラファイン M&Aによる規模拡大、「ドラッグ&調剤」の出店拡大や東アジア地域など海外展開加速

2014年7月9日 08:33

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記事提供元:フィスコ


*08:33JST ココカラファイン---M&Aによる規模拡大、「ドラッグ&調剤」の出店拡大や東アジア地域など海外展開加速
ココカラファイン<3098>はドラッグストア・調剤店舗の運営や介護事業を展開する子会社・グループ会社の統括会社。2013年4月にセイジョー、セガミメディクス、ジップドラッグ、ライフォート、スズラン薬局、メディカルインデックスの6社の販売子会社を合併。11月には岩崎宏健堂を子会社化している。グループ店舗数は1352店舗。

ドラッグストア・調剤事業を主軸に、在宅調剤サービスの展開、介護事業の拡充など幅広いヘルスケアサービスを提供。「かかりつけ薬局」を目指して、調剤専門店はもちろん、ドラッグストアに調剤薬局を併設した「ドラッグ&調剤」店舗の出店を強化。調剤報酬額や調剤事業売上比率、月間1000枚以上の処方箋応需店舗数などは業界トップクラス。また、日本のドラッグストア業界で初めてとなる中国での店舗展開をスタートさせている。ロシア、タイ、ベトナムなどでも展開準備を進めており、これら各地域の拠点が連携しながら、東アジア地域での存在感を高めていく狙いだ。

同社の強みとしては、調剤・ドラッグストア・在宅など多彩なポートフォリオを有していることだ。また、スタッフの専門性が高く、付加価値の高い説明が必要な商品を売る能力を有していることや、それぞれの出店エリアに応じて顧客層に適した出店スタイルで他社と差別化を図ることなどが強みと言える。そういった強みに加え、各子会社を統合し商品力開発力を強化しており、効率的な店舗運営ができている。

足元の業績は14年3月期決算は、売上高が前期比4.0%増の3493.37億円、営業利益が同25.9%減の74.38億円だった。調剤事業が堅調であったこと、また子会社化したコダマ及び岩崎宏健堂の業績寄与効果等により増収となり、営業利益は販売子会社統合に係わる一時的な経費増加や、販売体制の再構築による影響である。15年3月期については、売上高が前期比3.6%増の3620.00億円、営業利益が同7.5%増の80.00億円を見込んでいる。《TM》

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