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【株主総会ライブ】東電議事録(一部)
【7月6日、さくらフィナンシャルニュース=東京】
問(グリーンピース) 原因究明はしているか。メーカーの責任は
答 事故を起こした会社として重要な責任である。昨年12月、課題を抽出し、10件報告した。他の未解明事項も調査している。メーカーの責任を問うべき部分はない。役員会に安全監視室を設け、ジョーン博士を室長にした。また、クライン博士を委員長とした委員会を設置して注文をつけていただいている。
問 投資を思い切ってやったらどうか。
答 厳しい状況にある。設備投資もしないといけないし、福島の賠償もある。6.6兆円の投資のうち、1.9兆円を火力などの戦略投資に振り向けた。
問 1000人の希望退社を募ったそうだが、社員が希望を持てるようにしてほしい。
答 ありがとうございます。これまでやってこれたのは社員や協力会社のおかけです。希望退職は断腸の思いだが、福島の賠償と今後の競争に打ち勝つため必要だった。将来に向けてどうやっていくのかはまさに私の課題である。3年間厳しいお叱りを受けたが、社員ともコミュニュケーションを取り、社員には「東電」と胸を張って言えるようにと述べたところです。
問 おいしんぼなどで描写された放射能被爆
答 事実関係についてはコメントできないが、労働者についてそのような事例はない。環境省からもそういう事実はないと言われた。国連の報告書でも確定的なものは認められないとしている。もっとも、被爆を避けることは重要であり、その努力はする。
問 役員報酬
答 事業報告書に記載されております。
問 晩発ガンを発症したらどうするのか。
答 今後も対応を続けます。
問 原発ホワイトアウトは読んだのか。
答 読んでいます。
問 原子力の安全
答 安全と断定する考えから脱却した。絶対安全とは思っていないが、放射能を閉じ込めることは重要。食物連鎖の濃縮も考慮して、保守的な仮定の下、目標値を定め努力している。ホワイトアウトは外部電源が喪失し、かつ、低温により機能が停止するというもので、福島とは状況がことなる。いっそうの耐震性の確保に努め、より安全性の向上に努めたい。
問 柏崎再稼動のため、東電千人と協力企業4千人が働いている。新潟県知事は福島の検証が終わるまで再稼動できないと言っている。どうするのか。
答 まず基準に適合することが第一。地元の理解も重要。同意を頂くため、努力している。
問 地域への広報を強化せよ
答 情報発信をしていく。来年の7月までに支社を作り、広報活動を強化する。
問 事故原因、どうすれば止められたのか。経済優先ではなかったか。(その後演説を続け、議長の再三の指示に従わなかったため、退場を命じられる。直後に倒れる。)
答 事実関係については既に述べている。今後細部も明らかにする。原因は把握しており、対策を根本的に改めて、多層の防護ができるようにする。経済優先から安全優先にする。
問 太陽光発電について、接続ができていない。設備を作り送電線をつないでほしい。
答 太陽光には力を入れている。数が多く、送電線の工事が遅れている。受付順にやっている。工事費の負担は公平の観点からお願いしている。
動議(東川允) 国井秀子氏は、脱原発の立場と聞いている。私は、原発推進の立場から動議をしたい。
その後採決、会社側提案は可決。株主提案は否決。13時20分終了。会場での質問者は、東川氏を除きすべて脱原発派であった。もっとも、採決は挙手によったが、手の数としては会社側の人間が多かった。社員株主?
【了】
山口三尊(やまぐち・みつたか)/1967年、東京都出身。私立麻布高校、中央大学法学部卒業。資格試験予備校講師の傍ら、カネボウ、レックスHD株をめぐる裁判で勝利。カネボウ個人株主の権利を守る会代表、アドバンテッジ被害者牛角会代表、東宝被害者の会代表。不動産鑑定士試験合格。サンスター、サイバード、CCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)、コージツを相手取った判例上も有名な株式取得価格決定申立事件で本人訴訟で勝訴。我が国の少数株主側のキャッシュアウト実務の第一人者。「アドバンテッジ被害牛角株主のブログ」(http://blog.livedoor.jp/advantagehigai)より本人の許可を取った上で転載。
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※この記事はSakura Financial Newsより提供を受けて配信しています。
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