【編集長の視点】ツルハHDは連続の最高純益更新を手掛かりに割安株買いが再燃し急反発

2014年6月18日 10:12

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  ツルハホールディングス <3391> は、430円高の5610円と急反発している。前日17日大引け後に5月期決算を発表、前期業績が、今年3月の上方修正値を上ぶれて着地し、期末配当を増配したのに続き、今期も連続の過去最高純利益更新を予想、市場コンセンサスを上回っていることを手掛かりに、内需割安株買いが再燃している。好決算を受けて証券各社が、揃って目標株価を引き上げたこともフォローの材料となっている。

■新規出店を100店舗と積極継続し前期M&Aの既存店舗もフル稼働

  同社の今5月期業績は、売り上げ4410億円(前期比13.5%増)、経常利益289億円(同14.1%増)、純利益165億7000万円(同13.8%増)と予想され、利益は、市場コンセンサスを5~1億円上回る。ドミナント戦略に基づき、新規エリアを含めて地域集中出店と既存店舗のスクラップアンドビルドを引き続き進め、新規出店を100店舗と前期の96店舗(閉店32店舗)からさらに増加させ、前期にM&Aで取得した174店舗もフル稼働、M&Aした店舗との共同仕入れのスケールメリットや高品質で低価格のプライベートブランド「エムズワン」の積極展開なども寄与して連続の過去最高更新となる。

  配当は、70.5円(前期実績141円)と予定、今年5月15日を基準日に実施した株式分割(1対2)を勘案すると実質の高配当継続となる。

■PER16倍台の割安修正で株式分割権利落ち後高値奪回へ

  株価は、前期業績の上方修正で1万620円の高値をつけ、その後発表した株式分割の権利取りで1万590円と買われて株式分割の権利を落とし、落ち後安値4965円からは5640円まで底上げしてこの上昇幅の3分の2押し水準まで調整した。PERは16倍台と割安であり、権利落ち後高値にキャッチアップしよう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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