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「PCに問題がある」などと表示してソフトを購入させたりウイルスソフトを導入する広告が増加中
あるAnonymous Coward 曰く、 ネット閲覧中に「あなたのパソコンは脅威にさらされています」などといったFlash形式の広告が現れ、リンク先のセキュリティーソフトの販売ページで安易に購入してしまったという相談が全国の消費生活センターで急増しているそうだ。これを受けて国民生活センターが、「突然現れるパソコンの警告表示をすぐにクリックしないこと!」という警告を出している(朝日新聞)。
この手の広告はしばらく前から違法コピーのソフトやアニメ動画、映画などを公開する海外のアングラサイト等ではよく表示されていたが、最近では国内の一般のサイトでも広告として普通に出現する。記事の事例はまだ良心的な方で、実際には「あなたのPCは性能が低下しています」、「システムにエラーが発生しています」、「システムにX個のエラーが発見されました」、「システムが危険な状態です」、「Windowsのレジストリエラーを修正するには、無料のスキャンを実行して下さい」など、あたかも使用しているPCで問題が発生しているかのような過激な文言の広告を見た方は多いのではないだろうか。
システムに問題が無いのにこうしたメッセージを表示して不安感をあおるのは悪質だろう。セキュリティソフトならまだしも、ウイルスソフトを導入させる場合もあるようだ。
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