【木村隆のマーケット&銘柄観察】東洋ドライルーブは新興市場の深耕を一段と強化へ

2014年4月22日 10:23

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  東洋ドライルーブ <4976> (JQS)は値固め完了のニュアンスが強く、PER7.3倍、PBR0.3倍、利回り1.9%と、徹底的な割安を是正する動きに入っていくことが予想される。

  同社はコーティング材料の一種であるドライルーブ製品の製造販売・コーティング加工等を手掛けている。ドライルーブ製品はコーティング材料の一種であり、主にオイル・グリース等の潤滑油の使用が制限される機器に潤滑耐久機能を付与する。

  自動車の内燃機関・吸排気系・パワートレイン・空調などに、省エネ・高耐久等の目的で採用されているほか、デジタル家電・パソコン・プリンター・携帯電話などにも省電力・高耐久の目的で使用されている。また、デジタルカメラの高い精度が要求されるレンズユニットにも装着されている。

  ドライルーブ事業の主要な取引先である自動車機器関連業界は、ハイブリッド車、電気・燃料電池自動車、そして小型・低価格・低排気・低燃費の車が主力になると見られている。このような状況下、ドライルーブ新機能製品の開発を進め、次世代自動車に採用される部品へのコーティング加工の受注獲得へ向け、多機能製品開発に努めるとともに、国内外での積極的な営業展開を図る方針。

  当社グループの主要な取引先である自動車機器業界、電気・電子機器業界、光学機器業では新興国市場への進出が際立って増加している。そこのような状況に対応するため、同社も中国に続きタイ、ベトナムに、アセアン市場の拠点となる海外子会社を新設、海外市場、特に新興国市場の深耕を一層強化していく。

  今6月期の業績は、売上げ50億500万円(前期比5.6%増)、営業利益4億1500万円(同14.2%増)の好調な決算が見込まれている。(木村隆:日本証券新聞取締役編集局長を経て株式評論家)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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