関連記事
アクトコール 第1四半期は増収減益、家賃収納代行事業は黒字化、不動産開発プロジェクトが下期収益に寄与へ
記事提供元:フィスコ
*08:46JST アクトコール---第1四半期は増収減益、家賃収納代行事業は黒字化、不動産開発プロジェクトが下期収益に寄与へ
アクトコール<6064>は10日、第1四半期(2013年12月-2014年2月期)決算を発表した。連結業績は、売上高が前年同期比33.3%増の5.49億円、営業損失が0.44億円(前年同期は0.21億円の黒字)、経常損失が0.50億円(同0.21億円の黒字)、純損失が0.60億円(同0.09億円の赤字)となった。
2013年3月に子会社化したインサイトの家賃収納代行事業は黒字化したものの、アクトコールとの複合サービスは稼働に遅れが出ており、会員数は345千人と前期から横ばいとなった。
また、主力の住生活関連総合アウトソーシング事業では冬季の凍結などによる入電・出動が増加したことも損益面に影響した。
2014年11月期通期の業績予想は据え置いている。売上高が前期比52.1%増の29.76億円、営業利益が同2.9倍の2.82億円、経常利益が同3.4倍の2.50億円、純利益が同5.6倍の1.30億円を見込んでいる。不動産総合ソリューション事業における開発プロジェクトが第2四半期以降、本格的に収益に寄与する予定。
同社は主に賃貸住宅利用者を対象に、住まいにかかわるトラブルを解決する緊急駆けつけ等の会員制サービスを展開している。家財総合保険や家賃収納代行など関連サービスを組み込んだ商品を他社に先駆けて提供している。子会社で展開する不動産総合ソリューション事業では、テナント出店支援サービスやテナントリーシングを手がけるほか、新たに開始した商業不動産開発にも注力している。《FA》
スポンサードリンク

