後場に注目すべき3つのポイント~ネット関連の一角が堅調、中小型株での値幅取り

2014年4月9日 12:15

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記事提供元:フィスコ


*12:15JST 後場に注目すべき3つのポイント~ネット関連の一角が堅調、中小型株での値幅取り

9日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

・自律反発狙いは中小型株などにシフト
・ドル・円は101円90銭付近、東京株式市場の弱含みで上げ渋る展開
・米ネット関連株の下げ止まりでミクシィ<2121>などネット関連の一角が堅調

■自律反発狙いは中小型株などにシフト

日経平均は大幅に続落。266.44円安の14340.44円(出来高概算10億6000万株)で前場の取引を終えた。8日の米国市場はいったん下げ止まりをみせたが、前日の金融政策決定会合後の黒田総裁会見で追加緩和期待が後退したことが嫌気されたようだ。

米ネット関連の上昇や非鉄大手アルコアの予想を上回る決算を受けた時間外の上昇などを背景に、シカゴ日経225先物ほどは下げずに始まった。その後もソフトバンク<9984>が切り返すなか、寄り付き直後には14500円を回復する局面もみられた。しかし、戻りの鈍さが意識されるなか、前引けにかけて再び下げ幅を広げる展開に。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1600を超えており、全体の9割近くを占めている。セクターでは33業種すべてが下落。緩和期待が後退したことにより、不動産の下落率は4%を超えている。

急ピッチの下げに対する自律反発狙いの動きも一部ではみられるが、足元の下げで需給悪化が警戒されるなか、売り方の仕掛け的な動きも散見される。日経平均の下落率が1.82%、TOPIXが1.94%なのに対して、東証2部が0.85%、ジャスダックが0.79%、マザーズが0.15%の下げにとどまっている。そのため、個人主体の値幅取り狙いの資金などは、中小型株などにシフトしている状況のようだ。ただし、中小型株についても自律反発狙いと考えられるため、大引けにかけてのポジション調整的な流れには注視したいところ。

また、日経平均は前引けにかけて下げ幅を拡大し、結果的にはシカゴ先物の水準まで下げている。下げ一巡感が意識されやすいほか、直近安値水準にあと100円程度まで迫ってきており、押し目拾いを意識したスタンスになりそうである。

■ドル・円は101円90銭付近、東京株式市場の弱含みで上げ渋る展開

ドル・円は101円90銭付近で推移。ドル・円は、東京株式市場が弱含みに推移していることで上げ渋る展開。ユーロ・ドルは、1.3785ドルから1.3796ドルで推移。米国10年債利回り低下で強含みだが、ウクライナ情勢の緊迫化、欧州中央銀行(ECB)の追加緩和観測で上げ渋る展開。ユーロ・円は、140円47銭から140円70銭で推移。

12時14分時点のドル・円は101円90銭、ユーロ・円は140円52銭、ポンド・円は170円65銭、豪ドル・円は95円52銭付近で推移している。

■後場のチェック銘柄

・円高進行やウクライナ情勢緊迫化で日経平均は下げ幅を広げる展開
・米ネット関連株の下げ止まりでミクシィ<2121>などネット関連の一角が堅調
・中小型株での値幅取りが中心も、全体相場への警戒感から手掛けづらさが継続へ

☆後場の注目スケジュール☆

<国内>

14:00 日銀4月金融経済月報公表

<海外>

15:00 独・2月貿易収支(予想:+175億ユーロ、1月:+150億ユーロ)
15:00 独・2月経常収支(予想:+180億ユーロ、1月:+162億ユーロ)《KO》

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