【編集長の視点】アメイズは続落も前期比3倍増の積極新規出店で業績上ぶれが観測され割安修正余地

2014年3月19日 09:57

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウオッチ>

  アメイズ <6076> (福証)は、20円安の1133円と6営業日続落して始まっている。同社株は、今年1月15日に発表した今11月期業績が、前期の過去最高から減益転換するとして下値を探る動きを続けているが、今期のホテルの新規出店を16店舗と前期比3.2倍と積極計画、早くも3月16日にはこの2拠点目となる福岡八女店をオープンし、今期業績の上ぶれも観測されていることから、下値で割安株買いが再燃する展開が想定される。前期業績も、昨年8月の新規株式公開(IPO)時の予想を上ぶれて着地しており、同様の業績推移への期待も高めよう。

■新規出店ホテルの順調な稼働で上方修正した前期業績の再現も

  同社の今11月期業績は、売り上げ102億7000万円(前期比10%増)、経常利益10億600万円(同18%減益)、純利益6億3000万円(同20%増)と予想され、売り上げは2ケタ続伸となるものの、利益は、前期の大幅続伸・過去最高から減益転換する。今期の新規出店数を地盤の九州地方を中心に前期の5店舗に対して16店舗と計画、この投資負担や立ち上げ費用などを勘案して慎重に見込んだものである。このためすでに会社側予想が上ぶれとの観測が強まっており、新規出店ホテルの稼働率を原則40%と固めの前提にしており、前期並みの稼働率のキープから期初の減益転換予想が増益転換の可能性があるとされている。

  同社は、前期も新規にオープンしたホテルが順調に滑り出して開店初期費用の回収が早期に開始できたとして前期業績を上方修正して着地、純利益は、IPO時予想の5億4000万円から7億8700万円(前々期比90%増)に引き上げ、大幅に過去最高を更新した。今期も、この前期と同様の業績展開が想定されるもので、すでに今期に入ってオープンした福岡田川店、福岡八女店の2店舗の稼働率動向が注目されることになる。

■PERは13倍台と割安で配当利回りも3.5%と割り負け

  株価は、昨年8月に公開価格730円でIPOされ797円で初値をつけ、今年1月には上場来高値1750円まで買い進まれたあと、今期業績の減益転換予想が響いて1090円と調整、25日移動平均線水準での中段固めを続けている。会社側の減益転換ベースでもPERは13倍台と割安で、配当利回りも、年間40円の安定継続で3.5%と割り負けており、福証本則市場の単独上場のハンデをハネ返して一段の戻りにトライしよう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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