後場に注目すべき3つのポイント~プーチン大統領の演説待ち、中小型株での値幅取りに

2014年3月18日 12:19

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記事提供元:フィスコ


*12:19JST 後場に注目すべき3つのポイント~プーチン大統領の演説待ち、中小型株での値幅取りに

18日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

・プーチン大統領の演説控え、中小型株での値幅取りに
・ドル・円は101円79銭付近、ウクライナ情勢への懸念後退で堅調推移
・個人主体の売買は活発、後場も値動きの軽い銘柄での値幅取り狙いに

■プーチン大統領の演説控え、中小型株での値幅取りに

日経平均は5営業日ぶりに反発。154.79円高の14432.46円(出来高概算8億3000万株)で前場の取引を終えている。注目されていたクリミア住民投票を受けた欧米市場の動向では、ロシアへの経済制裁の内容が想定内だったことを受けて、NYダウは一時200ドルを超す上昇をみせた。シカゴ日経225先物清算値は大証比150円高の14420円となり、この流れを引き継ぐ格好から幅広い銘柄に買いが先行した。

ただし、日経平均は寄り付き直後に14500円を回復したものの、その後は戻り待ちの売りなどから、やや上げ幅を縮めている。日本時間20時にプーチン大統領の演説が予定されており、これを見極めたいとする模様眺めムードも意識される。

指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンク<9984>、電通<4324>、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>などが堅調。半面、ホンダ<7267>、コマツ<6301>、千代化建<6366>、アドバンテス<6857>などが冴えない。東証1部の騰落銘柄は値上がり数が9割近くを占めているが、規模別指数では中小型の強さが目立っており、主力大型株の戻りの鈍さが日経平均の重しとなっている。

日経平均はギャップ・アップで始まった後は、こう着感の強い展開をみせている。14日の急落局面で空けたマド下限での攻防であり、想定内の動きであろう。ボリンジャーバンドでは、-1σと-2σとのレンジ内で推移している。プーチン大統領の演説が予定されていることもあり、マドを埋めてくる値動きは期待しづらいところである。

もっとも、ソフトバンク<9984>は寄り付き後こそ上値の重さが意識されているが、連日でギャップ・アップをみせており、心理的なインパクトは大きいとみられる。個人主体の売買は活発であり、中小型株主体による値幅取り狙いの売買が続きそうである。

■ドル・円は101円79銭付近、ウクライナ情勢への懸念後退で堅調推移

ドル・円は101円79銭付近で推移。ドル・円は、ウクライナ情勢への懸念が後退したことで堅調推移。ユーロ・ドルは、1.3921ドルから1.3938ドルで推移。ウクライナ情勢への懸念が後退したことで堅調推移。ユーロ・円は、141円74銭から141円94銭で推移。

12時18分時点のドル・円は101円79銭、ユーロ・円は141円82銭、ポンド・円は169円36銭、豪ドル・円は92円49銭付近で推移。上海総合指数は、2025.52(前日比+0.09%)で推移している。

■後場のチェック銘柄

・買い一巡後の日経平均はプーチン・ロシア大統領の演説待ちでやや上げ幅を縮小
・ウクライナ情勢の不透明感は拭いきれず主力株は戻りの鈍い展開
・個人主体の売買は活発、後場も値動きの軽い銘柄での値幅取り狙いに

☆後場の注目スケジュール☆

<国内>

12:45 20年国債入札の結果発表
16:00 菅官房長官、定例記者会見
16:50 2014年公示地価発表《KO》

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