クイック<4318> 顧客の採用マインド上昇で求人広告の取り扱いが好調

2014年2月28日 08:44

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記事提供元:フィスコ


*08:44JST クイック<4318>---顧客の採用マインド上昇で求人広告の取り扱いが好調
ラジオNIKKEI マーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業分析』2月27日放送において、クイック<4318>を取り上げている。主な内容は以下の通り。

■事業概要
クイック<4318>は人材紹介、人材派遣(人材サービス事業)や、人材採用広告取扱(リクルーティング事業)など人材総合サービスを提供。また、本日より東証2部市場へ市場変更している。
東証2部市場への上場市変更記念として、2014年3月期の期末配当金において、1株当たり2円の記念配当を実施する。2014年3月期の1株当たりの期末配当は普通配当の4円と併せて、6円となる。これにより年間配当は11円(普通配当9円、記念配2円)となる。そのほか、記念株主優待を発表。100株(1単元)以上を保有する株主を対象に、クオカード500円分を一律で贈呈する。

■2014年3月期第3四半期は
2014年3月期第3四半期(2013年4-12月)決算は売上高が前年同期比15.6%増の75.42億円、営業利益が同58.2%増の10.21億円、経常利益が同42.7%増の10.68億円、四半期純利益が同46.5%増の6.57億円だった。通期の利益予想に対して営業利益(8.20億円)で従来比24.5%増、経常利益(8.40億円)で同27.1%増、純利益(5.37億円)で同22.3%増と、それぞれ大きく上回った。

■セグメント業績は
リクルーティング(人材採用 広告取扱サービス)事業では、(リクナビ・WEBハンティング・タウンワーク)景気回復により顧客の採用マインド上昇も継続し、正社員、派遣社員、アルバイト・パート等の雇用形態にかかわらず、中途採用全般について求人広告の取り扱いが好調。また、昨年12月にスタートした2015年3月卒業予定の大学生向け新卒採用商品については、採用に積極的な企業が増えてきており、順調な滑り出しとなった。

人材サービス事業では、人材紹介において、雇用情勢全般の改善傾向に加え、建築・土木分野や医療分野等の専門的・技術的職種への旺盛な採用ニーズを背景に、一般企業を対象とした人材紹介、医療機関等を対象とした看護師紹介ともに順調に推移した。アウトソーシング(人材派遣・紹介予定派遣・業務請負)については、北陸・新潟地域における医療・福祉分野等へのスタッフ派遣が好調だった。

そのほか、ネット関連事業では、企業の人材採用や育成、福利厚生等をサポートする人事サービス業界の好況感を背景に、人事・労務に関する情報ポータルサイト「日本の人事部」等の広告収入が拡大。海外事業では通訳者や翻訳者、物流スタッフ及びイベントスタッフ派遣が順調に推移した。

■通期計画
通期計画については、売上高が前期比9.1%増の95.00億円、営業利益が同24.6%増の8.20億円、経常利益が同10.1%増の8.40億円、純利益が同13.5%増の5.37億円とする期初計画を据え置いている。第4四半期において、人材サービス事業における業界内競争激化に伴うコスト上昇の可能性等があることから据え置いているが、第3四半期で超過達成している状況と、景況感の改善による人材サービスへの需要増などを背景に保守的とみられる。

■株価動向は
株価は足元でリバウンドをみせているが、25日線の攻防。一目均衡表では、基準線、転換線、雲下限での攻防で、支持線として意識されやすい水準。雲を下放れるとトレンドが悪化する可能性はあるが、業績面の好調を考えれば、リバウンドが意識される水準。雲下限が支持線として機能するようだと、実線に接近してきている遅行スパンが交差して、来週にも上方転換シグナルを発生させてくる可能性がある。

ラジオNIKKEI マーケットプレス
『フィスコ presents 注目企業分析』毎週月・木曜14:30~14:45放送《TM》

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