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安全確認できた原発「再稼動進める」 政府案
記事提供元:エコノミックニュース
菅義偉官房長官は25日の記者会見で、同日開いた原子力関係閣僚会議でエネルギー基本計画の政府案を決めたと発表した。「今後、与党と調整し、閣議決定していく」(菅官房長官)方針。3月中に閣議決定するとみられる。
基本計画では原発について、安全性が確認されたものは「再稼動を進める」と明記するなど、安倍政権の原発再稼動推進姿勢が改めて明確に出た。
菅官房長官は閣議決定については「国民生活、経済活動に直結する極めて重要な問題なので、いついつまでに閣議決定するというのではなく、しっかりと与党と協議し、丁寧なプロセスを経たうえで決定したいと思う」と語った。
原発のない社会を目指すべきとする社民党の福島みずほ副党首は政府案について「原発を『重要なベースロード電源』と位置づけ、安全性が確認された原発は『再稼働を進める』と明記した。原発を重要なベースロード電源なんてとんでもない。処理すらできていない現実をなんと考えているのか」と憤慨している。
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