NY金:続伸で1342.7ドル、米経済指標の悪化などで買いが継続

2014年2月26日 07:01

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記事提供元:フィスコ


*07:01JST NY金:続伸で1342.7ドル、米経済指標の悪化などで買いが継続

NY金は続伸(COMEX金4月限終値:1342.7 ↑4.7)。1333.7ドルを安値に、1343.6ドルまで上昇した。この日発表された米国の経済指標が材料となり、12月のS&Pケース・シラー住宅価格指数、連邦住宅金融局・住宅価格指数の上振れを受けたタイミングで、金の売りが一時強まったとみられる。

その後、米国2月の消費者信頼感指数が予想以上に低下し(1月分は下方修正)、リッチモンド連銀製造業指数もマイナスに転落したことが懸念され、安全資産として金を買う動きが広がった。また、中国経済の先行き不安や、ウクライナについても、ロシアがデフォルト(債務不履行)の可能性を指摘し、挙国一致内閣の選出日が27日に延期された状況が懸念され、金の買いにつながったもよう。《KO》

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