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G20を受けた成長戦略への期待/東京株オープニングコメント
*08:05JST G20を受けた成長戦略への期待
24日の東京市場は堅調な相場展開が期待される。20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議を受けてのスタートとなるが、世界経済の成長率を「5年で2%以上」底上げする目標を明記した共同声明を採択して閉幕した。日銀の黒田総裁は、日本としては成長戦略などを通じ、より高い成長を目指すことで世界経済に貢献することが大事と述べており、成長戦略のほか追加の緩和期待などが高まりやすいだろう。
また、ヤヌコビッチ政権の事実上の崩壊によって、ウクライナの経済・金融情勢の安定への期待から、リスク警戒感が後退するとみられる。円相場は1ドル102円台半ば、1ユーロ140円90銭辺りと円安に振れていることも安心感につながりそうである。
ただし、足元では薄商いのなかを先物に振らされている状況が窺える。先週の東証1部の売買代金は3営業日で2兆円を割り込んでいた。日経平均は先週末の反発によって直近の戻り高値水準を回復したが、足元での先物主導による荒い値動きをみると、心理的な節目である14800円レベルと同水準に位置する25日線や26週線、そして節目の15000円を明確に捉えてくるまでは、強気にはなりづらいところでもある。
まずは、海外勢の需給動向と、これらのテクニカル的な抵抗突破を見極めたいところ。ちなみに、26週線が14880円辺りに位置している。これをクリアしてくるようだと、26週線が支持線に変わることになり、15000-15200円のレンジが意識されてくる。
物色としては個人主体による材料株が中心か。また、NISA資金への思惑なども強まりやすく、配当を意識した物色に向かわせよう。そのほか、24日からモバイル通信機器の国際展示会「モバイル・ワールド・コングレス(MWC 2014)」がスペイン・バルセロナで開かれる。スマホ関連からアプリなどのSNS関連、さらに電子部品などへの関連に物色の対象が広がりをみせてくる可能性がありそうだ。《TN》
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