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日産自動車は安値圏脱出の状況が整う、高利回りも魅力
日産自動車 <7201> の存在が一考に値しそう。北米拠点の収益悪化から、昨年11月に今2014年3月期の業績を下方修正、以後、同業他社の活況をしり目に株価は低調な展開を強いられている。
しかし、今2014年3月期の第3四半期累計決算では営業利益が3006億円と、前年同期比9%増を確保した。販売奨励金や広告宣伝費の増加、品質関連コストの負担増などはあったが、為替の円安効果に救われ、営業増益を確保した。特に第3四半期の営業利益が787億円と前年同期比68%増と、事前の予想を上回り市場人気も回復しつつある。
またダットサンブランドの導入、新開発手法「日産CMF」の採用によるコスト削減、負担となっていた複数の新工場の本格稼働などが寄与し、利益は来期以降も回復基調をたどる見通しにある。ダットサンブランドは、ニッサンブランド、高級車種インフィニティブランドに続く第3のグローバルブランド。低燃費や低価格、優れた耐久性、信頼性などを特長とする。インド、インドネシア、ロシア、南アフリカなどの新興国で攻勢をかける方針。
新開発手法「日産CMF」とは、モジュールの組み合わせにより車両を開発するというもの。車両構成をエンジンコンパートメント、コックピット、フロントアンダーボディ、リアアンダーボディの4つのモジュールとし、さらに電子部品をまとめる電子アーキテクチャーを加えて、それぞれのモジュールに適切なバリエーションを用意する。これらのモジュールの組み合わせを変えることで、小型車から大型車、SUV(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)のような車高の高い車までを効率よく、かつ高度な要求性能レベルに応え設計することができる。
株価低迷で配当利回りは3.3%の高い水準にある。しかも、少し長い目で見れば株価の大幅上昇が期待できる。全般波乱の中で下値不安の乏しさがアピールしそう。(木村隆:日本証券新聞取締役編集局長を経て株式評論家)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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