NY金:反落で1320.4ドル、米FOMC議事録への警戒感から売り優勢に

2014年2月20日 07:01

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記事提供元:フィスコ


*07:02JST NY金:反落で1320.4ドル、米FOMC議事録への警戒感から売り優勢に

NY金は反落(COMEX金4月限終値:1320.4 ↓4.0)。この日の通常取引終了後に公表される米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録(1月28-29日開催分)への警戒感が強く、通常取引開始前から利食いなどの売りが先行、前日終値(1324.4ドル)を下回って始まり、寄り付近の1317.2ドルが安値となった。

その後発表された米国の1月住宅着工件数が大幅に減少したことで、量的緩和の縮小ペースが弱まるとの期待から、いったん買いが優勢となり、高値1322.4ドルまで上昇。しかし、ロックハート米アトランタ連銀総裁やウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁が量的緩和縮小の継続に言及したこともあり、FOMC議事録への警戒感が引き続き強く、一時1317ドル台に反落するなど、再び売り優勢となった。《KO》

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