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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】朝日ラバーは地合い悪化で急落したが素早く切り返しの動き、低PBRに見直し余地
車載照明用ゴム製品の朝日ラバー<5162>(JQS)の株価は、全般地合い悪化の影響を受けて急落する場面があったが、素早く切り返しの動きを強めている。低PBRに見直し余地が大きく、医療関連の新製品に対する期待感も支援材料だ。なお2月12日に第3四半期累計(4月~12月)の業績発表を予定している。
自動車内装照明関連などの工業用ゴム製品を主力として、スポーツ用ゴム製品(卓球ラケット用ラバー)や医療・衛生用ゴム製品(点滴輸液バッグ用ゴム栓など)も展開している。シリコーンゴムをベースにした製品開発に強みを持ち、車載用小型電球の光源カラーキャップ「ASA COLOR LAMPCAP」や、車載用LED照明の光源カラーキャップ「ASA COLOR LED」などを主力製品としている。
車載用「ASA COLOR LED」は従来の高級車向けに加えて、小型車や軽自動車向けにも採用が拡大している。新製品・新規分野では機能製品のRFIDタグ用ゴム製品を増産し、NEC<6701>のポータブルDNA解析装置向けマイクロ流体チップは来期(15年3月期)量産開始予定だ。
今期(14年3月期)連結業績見通し(11月13日に売上高、経常利益、純利益を増額、営業利益を減額)は売上高が前期比14.8%増の55億円、営業利益が同62.4%増の2億20百万円、経常利益が同50.5%増の2億10百万円、純利益が同56.3%増の1億20百万円としている。下期に量産開始するプレフィルドシリンジ(薬液充填済み注射器)向けガスケットの新製品立ち上げ費用、マイクロ流体チップ試作開発・量産準備費用などで営業利益を減額したが、主力の自動車関連が好調に推移し、前期低調だったスポーツ用・医療用も顧客側の在庫調整の影響が一巡するようだ。
株価の動きを見ると、昨年12月下旬に320円近辺のモミ合いから上放れの展開となり、1月16日に08年5月以来の水準となる493円まで上値を伸ばす場面があった。その後は全般地合い悪化も影響して急反落し、2月4日には316円まで急落した。ただし足元では素早く切り返しの動きを強めている。2月7日には415円まで戻す場面もあった。リスク回避の換金売りが一巡したようだ。
2月7日の終値366円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS26円39銭で算出)は13~14倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間8円で算出)は2.2%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS652円12銭で算出)は0.6倍近辺である。週足チャートで見ると急落場面は26週移動平均線近辺で下ヒゲを付けて反発し、13週移動平均線も回復して売り一巡感を強めている。低PBRも支援材料に切り返し局面となりそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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