NY金:続伸で1262.9ドル、米量的緩和縮小ペースが鈍るとの思惑で買い優勢に

2014年2月8日 08:51

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記事提供元:フィスコ


*08:51JST NY金:続伸で1262.9ドル、米量的緩和縮小ペースが鈍るとの思惑で買い優勢に

NY金は続伸(COMEX金4月限終値:1262.9 ↑5.7)。米国の1月雇用統計発表直前のタイミングで安値1255.5ドルをつけ、発表後に急速に買われる展開となり、一時1272.0ドルまで上昇した。その後は、1260ドル前後で底堅い推移となり、続伸となって引けた。

7日発表の米国の1月雇用統計では、非農業部門雇用者数が予想を大きく下回る11.3万人増にとどまる一方、失業率は予想外に6.6%に低下した。これを受けて、金相場では、雇用者数の下振れに注目が集まり、米連邦準備理事会(FRB)の量的緩和の縮小ペースが鈍るとの思惑から、買いが勝る状況になったとみられる。《KO》

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