マネパG 3Qは前年同期比7.4倍の営業増益、純利益は大幅な黒字転換を達成

2014年2月7日 08:42

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記事提供元:フィスコ


*08:42JST マネパG---3Qは前年同期比7.4倍の営業増益、純利益は大幅な黒字転換を達成

FX(外国為替証拠金取引)のマネーパートナーズグループ<8732>は1月31日、第3四半期累計(2013年4-12月期)決算を発表した。連結業績は、売上高に相当する営業収益が前年同期比11.2%減の38.91億円、純営業収益が同10.8%減の38.41億円、営業利益が同7.4倍の7.91億円、経常利益が同8.9倍の7.87億円、四半期純利益が4.63億円(前年同期は0.28億円の損失)と、大幅な営業増益と純利益は大幅な黒字転換を果たした。

営業収益は、外国為替の取引高が大幅に増加するなかで、相対的に収益率の低い米ドル/円の取引高の割合が大幅に増加したことなどにより減収となった。一方利益面では、大口顧客へのFXシステムのホワイトラベル提供が前期末に終了したことに伴い、取引関係費が大幅に減少したことなどにより大幅な増益となった。

FX店頭市場全体の取引高はボラティリティの影響を受け大きく増減する一方、建玉残高は堅調に増加しており、2012年初めには外貨預金残高の半分程度の水準だったものの、徐々に拡大し2013年5月には外貨預金残高を一時上回り、直近でも迫る水準で推移している。

なお、通期業績予想については予測が困難だとして開示していないが、重点施策として進める「基幹システム刷新による収益性改善」「ブランディング強化とマス戦略展開による顧客獲得」は、順調な進捗となっているようだ。取引高当たりの収益性は高水準を維持しているほか、外貨両替利用者数、ビギナー層向けの「nano」取引利用者数は着実に増加している。また、配当性向として連結当期純利益の30%を目途にしていることから、増益となればそれに伴った配当も期待される(前期は中間期0円、期末100円。今期は中間期300円、期末は未定)。

同社はFX(外国為替証拠金取引)を主な事業とする。収益の源泉はスプレッド(売買価格差)であり、多くの投資家が売買を行い、取引高が増えると収益が増加する構造となっている。業界での取引高シェアは4%前後で、専業では5位グループにランクされる。独自のサービス(例:空港での外貨両替・受取り、業界最安水準のスプレッド等)を特徴としており、FXを発祥とする会社として初の東証1部上場を果たした。《FA》

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