NY金:反発で1256.9ドル、米指標を材料に量的緩和縮小ペースへの思惑による取引に

2014年2月6日 07:00

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記事提供元:フィスコ


*07:01JST NY金:反発で1256.9ドル、米指標を材料に量的緩和縮小ペースへの思惑による取引に

NY金は反発(COMEX金4月限終値:1256.9 ↑5.7)。新興国通貨の動きがやや落ち着くなか、この日発表の米国の経済指標を材料に、今後の量的緩和の縮小ペースに対する思惑を背景に取引が進められた。まず寄り後まもなく発表された1月のADP雇用統計(民間雇用者数)が下振れとなったことで(12月分も下方修正)、縮小ペース緩和の見方から金は買いが強まり、高値1274.5ドルまで上昇した。

その後発表された1月ISM非製造業総合景況指数が上振れとなったことで(同雇用指数も上昇)、縮小ペース維持、または加速の見方から、金は売りが強まり、安値1251.80ドルまで下落。それ以降は下げ止まり、NYダウが前日終値水準から上げ下げを繰り返す状況に、1260ドル前後での推移となった。《KO》

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