NY金:反落で1251.2ドル、株高・ドル高で売り優勢に

2014年2月5日 07:01

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記事提供元:フィスコ


*07:01JST NY金:反落で1251.2ドル、株高・ドル高で売り優勢に

NY金は反落(COMEX金4月限終値:1251.2 ↓8.7)。新興国の通貨・経済への懸念が弱まり、米国株が反発、米国債が売られ、利回り上昇によりドル高となる状況に、金は、安全資産としての需要が後退、売りが優勢になった。通常取引では、前日終値(1259.9ドル)を下回って始まり、寄り付近の1254.9ドルを高値に、一時1246.8ドルまで下落した。その後は、1250ドル前後での推移となった。

トルコ中銀が4日、銀行への資金供給を絞ったことで、銀行の調達コスト(金利)が上昇し、トルコリラが反発したのをきっかけに、南ア、ロシア、ブラジル、メキシコ、アルゼンチンの各通貨も反発した。《KO》

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