NY金:反発で1259.9ドル、新興国懸念や米中の製造業指標低下受けて買い優勢に

2014年2月4日 07:01

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記事提供元:フィスコ


*07:01JST NY金:反発で1259.9ドル、新興国懸念や米中の製造業指標低下受けて買い優勢に

NY金は反発(COMEX金4月限終値:1259.9 ↑20.1)。新興国の通貨・経済への根強い懸念や、中国、米国の製造業指標の低下を受けて、株安、ドル売りが優勢になったことから安全資産としての金の買いが優勢になった。通常取引では、前日終値(1239.8ドル)を超えた水準で始まり、寄り後まもなくつけた1245.2ドルを安値に、一時1266.1ドルまで上昇が進んだ。その後は、1260ドル前後での推移となった。

この日、新興国通貨では、南アランド、メキシコペソ、ブラジルレアルなどの売りが目立った。一方、1日(土)発表の中国の1月の製造業PMIは予想通りだったが低下、3日発表の非製造業PMIも低下した。また、3日発表の米国の1月ISM製造業景況指数は予想に反して大きく低下し、同雇用指数も低下した。《KO》

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