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NY金:続落で1239.8ドル、米量的緩和縮小継続が重しに
記事提供元:フィスコ
*09:27JST NY金:続落で1239.8ドル、米量的緩和縮小継続が重しに
NY金は続落(COMEX金4月限終値:1239.8 ↓2.7)。新興国の通貨・経済への懸念が根強く、再びリスク回避ムードが広がる状況に、安全資産としての金の買いが先行し、寄り後まもなく高値1254.8ドルまで上昇。しかし、その後、米国の景況感系の指標が発表され上振れを示し、ジョージ米カンザスシティー連銀総裁のタカ派的な発言が伝えられたタイミングで、量的緩和縮小継続の連想からとみられる売りが優勢となり、安値1238.5ドルまで下落した。
31日発表の米国の経済指標のなかでは、1月のシカゴ購買部協会景気指数が予想を上回り、1月ミシガン大学消費者信頼感指数確定値は上方修正された。ジョージ米カンザスシティー連銀総裁は31日、「米連邦準備理事会(FRB)の超緩和策の継続により、国内外でリスクが高まる恐れがある」との懸念を示した。《KO》
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