【アナリスト水田雅展の銘柄分析】フォーカスシステムズは下値切り上げて日柄整理の最終局面、出直りのタイミング接近

2014年1月30日 09:32

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  システム構築・運用のフォーカスシステムズ <4662> (JQS)の株価は昨年11月急騰後の日柄整理局面だが、下値は着実に切り上げている。日柄整理のほぼ最終局面で出直りのタイミングが接近しているようだ。

  公共関連・民間関連のシステム構築・保守・運用・管理サービスを主力として、セキュリティ機器関連事業も展開している。顧客別にはNTTデータ <9613> 関連が3割~4割、日本IBM関連が1割~2割を占める主要顧客である。民間関連事業では従来の関東・近畿圏に加えて、東海圏にも拠点展開して営業を強化している。

  今期(14年3月期)の業績(非連結)見通しは売上高が前期比1.2%増の125億円、営業利益が同31.7%減の3億円、経常利益が同39.9%減の2億50百万円、純利益が同58.5%減の1億円としている。名古屋への拠点展開など先行投資負担で減益見込みとしているが、民間関連はインフラビジネス分野、セキュリティ機器関連は官公庁のサイバー攻撃対策分野などが好調だ。第2四半期累計(4月~9月)の進捗率は営業利益が82.7%、経常利益が96.0%、純利益が115.0%と高水準だったため、通期増額の期待が高まる。

  株価の動きを見ると、急騰した昨年11月高値858円から反落後は日柄整理局面となった。ただし急騰前の安値水準500円近辺まで下押すことなく、12月18日526円、1月17日560円、1月27日567円と徐々に下値を切り上げている。日柄整理が進んで出直りを窺う態勢のようだ。

  1月29日の終値593円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想EPS14円44銭で算出)は41倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間12円で算出)は2.0%近辺、実績PBR(前期実績BPS703円26銭で算出)は0.8倍近辺である。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって下値を切り上げている。日柄整理のほぼ最終局面で、1月7日の640円を突破すれば出直りの動きに弾みがつきそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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