『綺麗な男』第15話 チャン・グンソク、訪れた残酷な成長痛…別れを選択した彼は更に成長することができるのか?

2014年1月10日 23:52

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やっと“本当の愛”を知り始めたチャン・グンソクの選択は、別れだった。

やっと“本当の愛”を知り始めたチャン・グンソクの選択は、別れだった。[写真拡大]

 やっと“本当の愛”を知り始めたチャン・グンソクの選択は、別れだった。

 去る8日に放送されたKBS2TV水木ドラマ『綺麗な男』第15話では、愛しているからこそキム・ボトン(IU)との別れを選択したトッコ・マテ(チャン・グンソク)の姿が描かれた。

 マテは、ボトンにわざと冷たく接し、以前のように独り立ちを選択したのだ。出会いのあとには別れがあり、また愛を知れば痛みが訪れるというが、ボトンはマテの冷たい態度にただただ涙が流れてくるだけだった。

 マテとボトンは今まさに愛を始める準備を終えたところだった。マテがボトンのペディキュアを塗るシーンでは、以前にはなかったマテのボトンを愛おしく思う視線が感じられた。

 ボトンは、嬉しさのあまり、“愛の表彰状”、“これまでの人生の時間を慰める功労賞”と言いながら母親マルジャ(イ・ミヨン)の前ではしゃいで見せたりした。

 ボトンのときめきは続いた。マテは、ボトンにウィンクをするという愛情表現もし始め、また母親ミスク(ヤン・ミギョン)が遺言として残した暗号が“キム・ボトン”であったという事実も知り、もう一度ボトンを温かく抱きしめた。

 しかし、マテとボトンの愛は順調に進むことはなかった。理由はマテの実の母親ナ・ホンラン(キム・ボヨン)にあった。ナ・ホンランは、ボトンを拉致することを企んだのだ。マテは、救出され病院で横になっているボトンを見て、より一層不安感を覚えた。そして別れを選択した。

 マテは、「警告したはず。地獄を見ることになると。消えなさいと言ったでしょう」と無表情のまま脅すナ・ホンランに恐怖を覚えた。どこへ行くべきか分からず苦しんだマテは、病室で横になっていたボトンの指に指輪をはめようとして断念した。それは、別れを意味していて、彼にとっては苦渋の選択だった。

 マテは、自分自身の“心のボタン”がボトンであることを知り、自分のそばにいて欲しかったが、諦めることを選択し、淡々とした表情でボトンに接した。

 「お前のことが邪魔に思えてきた」とわざと冷たい表情できつい言葉を吐き出すマテを見て、ボトンはとめどなく涙を流した。テーブルの上に置かれた母親ミスクの写真を破り捨てたマテはボトンに対し、「頼む。オレの人生からいなくなってくれないか」という衝撃的な言葉を発し視聴者を残念がらせた。

 視聴者らはSNSを通じて、「どうかマテとボトンを愛し合わせてあげて下さい!」「ボトンが泣くシーン、すごく可哀想だった・・・。どうかハッピーエンドにしてあげて下さい!」「残すところ最終回のみ!待ち遠しい」などと様々な反応を示した。

 マテが愛の痛みに耐え、より成長する姿を見せるのか?マテとボトンの愛は叶わないのか?二人のロマンスの終着地は、9日夜10時放送の『綺麗な男』最終回で明らかになる。(翻訳:宮本りさ)

※この記事は재경일보提供の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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