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JVCケンウッド:自動車向け水性塗装樹脂パネル事業拡大に向け、中国子会社で量産を開始
【12月13日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 JVCケンウッド(東:6632)は13日、6月に子会社化した車載用メカの製造・販売を手がけるシンワの自動車向け水性塗装樹脂パネル事業を拡大するために、5月に設立したShinwa Precision (China) Ltd.(所在地:中国広東省、以下「SPC」)への先進設備の導入を終え、2014年より本格的に量産を開始すると発表した。
自動車向け水性塗装樹脂パネル事業は、車載用メカ事業と並ぶシンワの主力事業の一つ。車内におけるVOC(揮発性有機化合物)の規制が厳しい欧州において、自動車の内装用パネルに使用する塗装は、有機溶剤を使用せず、環境負荷低減を実現する水性塗装が基準となっている。シンワは、その水性塗装の技術・品質において欧州の自動車メーカーを中心に高い評価を得ており、今後は欧州から全世界へとビジネス領域の拡大を図っているという。
現在は、主要市場の欧州・ハンガリー工場で生産を行っているが、今後の需要拡大が期待される中国市場への対応力を強化するため、5月に中国・広東省にSPCを設立した。欧州におけるVOC規制に対応した水性塗料の使用による高品質塗装を実現する先進設備を導入し、2014年から本格的に量産を開始する予定。【了】
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※この記事はSakura Financial Newsより提供を受けて配信しています。
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